写真を撮ったらすぐ簡単にSNSに投稿する仕組みを作った
2025-10-31
これは「なんでそんな仕組みを作らなきゃいけないんだ?」と思わない人向けの記事です。
外出先にいるケースを想定すると、写真をSNSに投稿するためには以下のようにたくさんのステップを踏む必要がある。
- カメラからスマホに写真をダウンロードする
- 写真を調整する
- 写真のEXIF情報を読んでおく(あとで使う)
- 写真のEXIF情報から、位置情報などの、消しておくべき項目を削除する
- 写真のEXIFに自分の著作権を主張する項目を書き込む
- 写真を配信サーバーにアップロードする
- (ちなみにこれは事前準備だが)写真は自分の著作物なのでコントローラブルである必要があるため、自分の管理下に配信サーバーを用意する必要があるし、自分のドメインで配信しなければならない。もちろんHTTPSで配信する必要があるし、通信速度等の観点からCDN経由で配信する必要がある。
- 写真のタイトルを考える
- タイトル、配信URL、EXIFから読みとったカメラ・レンズ情報を使って本文を作成する
- SNSに投稿する
これだけのことを毎回やっていては大変なので、「2までは自分でやって、その写真をDropboxに置けば、3以降は自動でやってくれる」という仕組みを作った。

ポイントは、
- だいぶ安くできた
- 常設サーバーみたいなものが無い
- 新規ファイルの検知がポーリングではなくプッシュ式
- タイトルはLLMにつけてもらう
- 2025年らしさ
- 重要な要件は全て守った
というところ。
例えばこんな感じの投稿が自動で作られるよ。
ちなみに、Nikon ZRを買ったので、最近はライブフォトを撮って遊んでいる。
一応ここで僕が言っているライブフォトってのは、
- 5〜10秒程度の動画クリップ
- 撮るのも見るのも写真の感覚なんだけど、多少の動きや音という要素も乗っているイメージ
みたいなやつ。
なので、この仕組みは動画にも対応した。